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2013/12/26

今日は仕事納め

本日は仕事納めとなります。
講義もないので、研究室内の掃除やら年明けの準備をしています。

今年も公私にわたり、本学内外の多くの方々に大変お世話になりました。
また私の未熟さゆえにご迷惑も多くおかけしたと思います。
来年以降も、変わらずご指導のほどよろしくお願い致します。

来年も、本学の社会福祉教育および地域の福祉向上に貢献できるよう、微力ながら全力を尽くしたいと思います。

2013/12/18

年金保険料の強制徴収の続報

前回話題にした、国民年金の保険料強制徴収が次年度から本格的に始まるようですね。共同通信配信のニュースが出ていました。
どこまで年金財源の確保ができるのか分かりませんが、差し押さえまでやるようですから、国庫負担はちょっとは減るのではないでしょうか。
14万人分の未納者分が確保できて、今後も未納者率が改善するのであればいいのですが、年収400万円以下の人は対象外になるようなので、低所得者階層に近い人ほど未納状態を見過ごされ、さらにろくな蓄えもできず、老後も年金所得すら保障されずに貧困にあえぐような状態になるのでしょうね。

低所得者階層の免除や猶予規定をもっと活用してもらえるような取組みも同時に考えなければいけないんじゃないかと思います。が、報道ではそういうところは出ていないので、そこは放置なんでしょうか。

釈然としないところです。


2013/12/13

年金保険料、強制徴収化?

読売新聞のウェブサイトで、こんなニュースを見つけました。

国民年金滞納者差し押さえ、予告督促状送付へ

要は、国民年金の保険料払わないと財産差し押さえるぞ。さらに罰金をプラスして多く支払わせるぞ。ということですね。

社会福祉や社会保障にかかる国の予算で、年金費用が大きな比重を占めている状態でもあるので、本来義務化されているものにもかかわらず、未払い者が多いというのは問題だと思っていました。あとはこれがどこまで法的拘束力&強制力を持つか…ですかね。


年金の保険料の支払額が、自分が高齢者になったときにもらえる年金額よりも高くなるので、払うだけ無駄だ…というような煽りでワイドショーも取り上げていたときがありましたが、ああいったニュースをみるたびに

「奪い合えば足りず、分け合えば余る」

という格言が胸をよぎります。
未納者が多く出るから、足りない。皆がちょっとずつ負担しあえば足りる。
もちろん国民個人の負担だけで解決できる問題でもありませんが、個人の意識が変わるだけで動くものもあるはずです。

また話がそれますが、小学校等の給食費の未納問題とかも「親に支払う能力があるのに、払わない」ケースのほうが多いと聞きます。子どもには責任がないので給食を与えないとはいかないと思いますが、ずるして切り抜けてしまおうという卑しい感情を容認してしまう社会は、健全ではないですよね。

悲しい現実ですが、今の日本の社会には強制化という荒治療が必要な気がします。