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2012/05/31

プロジェクターのトラブルと短期留学生の講義

教員の考え方によっても異なると思いますが、私は基本的に講義でパワーポイント等の視覚資料を使わないようにしています。たまにDVD資料なんかは使いますが。
視覚に訴えて動機づけや興味関心を持たせるのには便利なのだろうと思いますが、見ただけだと「ふ〜ん、、なるほど」と分かったような錯覚に陥るだけのような気がしてならないのです。
なので、単発の講義や市民講座等はともかく、普通の講義では「ノートや配布資料に書いて必要な知識を覚える」、そしてその知識を体系的に理解できるように講義をするように心がけています。最近は配布資料も極力減らして、ノートやテキストにたくさん書き込みさせるようにしむけています。配布資料を作成するときも、( )を作って書き込ませる工夫をしたり。

さて、そんなあまり使わない視覚資料ですが、先日韓国の蔚山大学からの短期留学生への単発講義のときに使うことにしました。資料を作成して、プロジェクタにつなごうと思ったところ、問題が発生。私が使っているのはMacintoshです。そして、大学のプロジェクタはwindowsのみ対応なんですね。慌てて大学の講義用ノートPCにデータを移してました。
接続するときに説明書みたら、mac対応の表現がなかったので気にはなったのですが、mac非対応だとは。(汗)

自前でプロジェクタを買うわけにもいかない(それほど頻度もない)ので、パワーポイント等を使うときは、事前に大学にノートPC使用の届けを出しておかねば。。。と思った次第です。

プロジェクタの相性というよりは、対応しているかどうかという話なんですが、windowsPCよりもmacのほうが使い慣れてしまったので、windowsを使わなければいけないときだけ何とかしよう…という感じですね。f(^^;)


ちなみに、蔚山大学の学生さんたちへの講義は、日本のソーシャルワークという大きなテーマで、「高齢社会の問題」についての話をしました。日本の高齢社会の動向だけではなくアジアを含む高齢化の進展というマクロな問題、高齢者の介護と家族制度のジレンマというミクロな問題、それぞれから課題を投げかける講義になりました。福祉については大学で学んでいないということでしたが、皆さん真剣に受講してくれました。

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