ページビューの合計

2013/12/13

年金保険料、強制徴収化?

読売新聞のウェブサイトで、こんなニュースを見つけました。

国民年金滞納者差し押さえ、予告督促状送付へ

要は、国民年金の保険料払わないと財産差し押さえるぞ。さらに罰金をプラスして多く支払わせるぞ。ということですね。

社会福祉や社会保障にかかる国の予算で、年金費用が大きな比重を占めている状態でもあるので、本来義務化されているものにもかかわらず、未払い者が多いというのは問題だと思っていました。あとはこれがどこまで法的拘束力&強制力を持つか…ですかね。


年金の保険料の支払額が、自分が高齢者になったときにもらえる年金額よりも高くなるので、払うだけ無駄だ…というような煽りでワイドショーも取り上げていたときがありましたが、ああいったニュースをみるたびに

「奪い合えば足りず、分け合えば余る」

という格言が胸をよぎります。
未納者が多く出るから、足りない。皆がちょっとずつ負担しあえば足りる。
もちろん国民個人の負担だけで解決できる問題でもありませんが、個人の意識が変わるだけで動くものもあるはずです。

また話がそれますが、小学校等の給食費の未納問題とかも「親に支払う能力があるのに、払わない」ケースのほうが多いと聞きます。子どもには責任がないので給食を与えないとはいかないと思いますが、ずるして切り抜けてしまおうという卑しい感情を容認してしまう社会は、健全ではないですよね。

悲しい現実ですが、今の日本の社会には強制化という荒治療が必要な気がします。







厚生労働省は12日、国民年金保険料を指定された期限までに納付しない滞納者全員に対し、財産差し押さえを予告する督促状を送る方針を固めた。

 13日の社会保障審議会専門委員会に案を示す。
 督促状が届くと同時に延滞金が課されることになる。ただし、督促状で指定した期限までに納付されれば、財産差し押さえは行わない。
 現在、督促状は一部の対象者にしか送付されていないが、厚労省は日本年金機構の担当職員を増やして対応する。
(2013年12月12日20時53分  読売新聞)

0 件のコメント:

コメントを投稿