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2011/08/04

研究室じゃないみたい

学生さんが自分の研究室に来るのは、個別の事前実習指導や試験直前の出席確認程度です。そのため、それほど多くの学生さんが来るわけではありません。ですが、来ると第一声が

「わ〜〜」

「研究室じゃないみたい」

大学の研究室は教員の専門領域によってずいぶん違いますし、同じ領域でも個性や諸般の理由で大きく異なります。
自分の研究室は、基本的に絵画が多いですね。よく「絵を描かれるんですか」とか聞かれますが、全く絵心がありません。最初の勤務校のとき、一緒に仕事をしていた先生のご主人が高校の美術教師で、お宅にお邪魔させていただくたびに


「絵も何でもそうですが、最初は誰でも下手なんです。下手だから練習して上手になっていくんです。最初から上手だったら誰も苦労しません(笑)」


と、自分に筆を握らせようとされるのが今でも印象に残っています。

そんな自分が珍しさにかられて(?)たくさんの絵を飾っているのですから、人生って不思議なものです。トリックアートもありますし、油絵、絵はがき的なものや定番なものもあるので、自分自身が気分転換するのにちょうどいい研究室になっています。

いい絵って癒されますね。ラッセンの絵があればもっと癒されるのですが、あれはかなり高額なのでさすがに手が出ません。(涙)

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